レース名: ジャパン・シリーズ J1 びわ湖高島大会 XCO#1
場所:滋賀県 朽木山スキー場
開催日:2012/05/06
天候:曇り時々雨
使用機材:
バイク ROCKYMOUNTAIN VRTEX990
コーポネント SRAM XO
ホイール DTSWISS XR400
タイヤ 前:MAXXIS IKON
後:BONTRAGER MUD X
前後 1.9気圧
結果67人中25位 トップから18分24秒遅れで完走
《コース》
4.1km x 5 Laps = 20.5km
今年から初めて使用される朽木山スキー場には「世界に通用するコース」として
作られたと聞いていたので、現場を確認するまでは平均スピードが上がり下りもドロップオフやテクニカルな所があってそこを通れない人は、迂回路を通って行く。というコースを想像していました。
試走の日、駐車場からコースを見てみるとそこには斜度は30%以上で100m以上は
ある凄まじい激坂があった・・・。
その後も上り基調で頂上まで行くと、そこから下りセクション。
最初はかなりタイトなつずらのコーナーが2箇所あってそのあとはガレている所にドロップオフや急な斜面が幾つかあって、何人か怪我をしている選手がいた。
1周約20分のコースレイアウトとなっていた。
試走を終わった時点で上りは175mmで39・26Tでは5周は登り切れない判断し、クランク長170mmで38・25Tのクランクをお借りして、クランクごと交換をした。
《レース》
J1では今年初の公式クロスカントリーレース。エリートクラスエントリーは67名で前回のJ2の時より人数も増え、全国から選手が集まっていた。
スタートは67人中24番目のコール。スタートしてすぐ右カーブで詰まると予想して、先頭から4列目の1番左側に並んだ。
そして・・・・「スタート!!」
スタートしてすぐにジープロードの上りが延々と続く、激坂に入るまでに4~5名抜き
この時点で順位は25~27位くらい。
そして激坂に入る。
(画像提供:YUパパさん)
リヤタイヤをマッドタイヤに交換したので7~8割辺りまでは足を着かずに登れると思っていたが3割位のところでもうタイヤに泥が詰まってしまい、グリップ力を失い、足をついてしまう羽目に。
しかし前に見える選手達も皆バイクを押していた。初めて見る光景でした。
(画像提供:YUパパさん)
頂上まで1度もバイクに乗ることなく押した結果、5名ほどの選手に抜かされほぼ30位になっていた。
そこを下ってからもガレている登りが続き、一息もつけない状態が続く。
そして、頂上まで上り切るとそこからはまた気が抜けない下りに入る。
(画像提供:YUパパさん)
1名の選手を抜かし、1周目を終えた辺りで20番後半。
スタート前の直線でスピードを乗せてその惰性で漕ぐといい感じでスピードを維持する事ができ、3名程の選手を抜かす。
(画像提供:YUパパさん)
そしてまた激坂に入るがやはり3割程しか上れない。
皆バイクを押し上げているが、明らかに周りの選手の方がスピードが速く、引き離されてしまっている。
このままではやばいと思い急斜面の途中からバイクを乗り、再度漕ぎ始めると前の選手にも追いつき抜かす事が出来、さらに足への負担も歩くより掛からないことが分かった。
3周目も同じようにバイクを「乗って」→「押して」→「乗って」をする事によって
ほかの選手との差を維持する事ができた。
(画像提供:YUパパさん)
そして4周目。
トップから13分以上離されるとLAPOUTになってしまうと聞いていて、激坂にの途中でトップから10分という情報をもらったので焦ってペースを上げ、前の選手の食らい付いて行く。
そして何とか最終ラップに入ることが出来た。
最後はボロボロでしたが、25位で完走という結果になりました。
(画像提供:YUパパさん)
《感想》
コースから見てみると登りの激斜面が多く、苦手でしたがその中でもこの順位を取ることが出来たので急斜面に対する苦手意識も減らすことが出来ました。
次はオリンピック選考会でもある八幡浜に出場します。
海外で活動している選手達も戻ってきて、完走することも厳しくなるかと思いますが
自分自身も調子が確実に上がっているので、10番台を目指して頑張ります。
サポート&写真提供して下さったYUパパさん、クランクを急遽貸して頂き交換して下さったタッキーさん、タイヤ交換して下さったモリさん、そしてレース中声を掛けて応援してくださった皆様、どうもありがとうございました!!